気まぐれで誘うようなつもりが 思いがけぬ答えさ都会の真夜中 あなたは どこへ消えた何気なく廻したダイヤル 束の間だけ掠め合い時間のGameに あなたは 疲れてゆく壁によりかかれば 何故か騒く胸気付く刻は遅く 苦い煙草を漬す読みかけのミステリー閉じれば 乾いてゆく胸の中冷たい電話に 似合いの 気怠い夜