冷笑の365日にずぶ濡れのコンビニ傘が土にも還らずゴミでも非ず モノでも非ず役立つでも無く 邪魔するでも無く昼はカラスに啄ばまれ夜には星座を睨みつけ磔にされた街路樹が「ほら」と言うからつられて見上げた上空に冬の雨雲と毎秒3kmで飛び去る弾道ミサイル冬の雨は冷たいんだよな と呟きあってまた目を閉じた