濁流の色が汚濁していた導きの光が空から降り注ぐ揺らぐ極光が夜明けにかかる沼底の汚泥は既に見えない地に沈んだ廃墟からの望郷積み重ねた地層は叡智となった蠢いているそれらに光は届かない永遠の夜は神話として語られる箱庭のフォークロア擦り切れたテープの残響豆の木には果実が実るだろう蛇がしきりに音を出して唆す沼底の廃墟は鼓動を上げる浮上する抽象的な世界があるそれは自己に内在し朝と夜になった極光が夜明けに降り先導を始めた