[矢野顕子「クマ」歌詞]午後からの雪が 薄く土にかぶさりほのかな においを はなちはじめるあの角の向こう昔 死んでしまった犬が尾っぽをふって来たのかわいいおまえにゃうそはつけないわ私の心は おみとおしうでの中のもの すべてこわれてしまう行き止まりの 私の目の前で尾っぽの方から だんだん溶けてゆくおまえはどうしてあらわれたのか